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  張家界民族風情
 

  張家界 の総人口は約150万で、その中にの68%は漢族以外の少数民族である。トゥチャ(土家)族をはじめ、ミャオ(苗)族バイ(白)族等の少数民族が暮らしている。 険しい山の畑を耕しながら、奥地の村でひっそりと生きてきた彼らですが、今でもその暮しを楽しんでいる。

 ●土家族(トゥチャ族)                                 

土家族は「ピツカ」と自称し、起源については、古代の巴人の子孫とするもの、貴州から移動してきた鳥蛮の一部とするもの等、まだ定説はない。言語はイ語群に近い土家語を話すが、民族の文字はなく漢字を使用している。古くから漢族との同化が進み、漢族の影響を強くうけているため、大部分の人は漢語ができ、なかにはミャオ語、土家語、漢語ができる人もいる。漢語ができ漢族文化の影響を強くうけてきたことから、土家族の文人が明清時代にあらわれ、竹枝詞や古体詩を残している。 

  湖南省(張家界、永順、竜山、保靖、古丈の各県)と湖北省(来鳳、利川、鶴蜂、咸豊、宣恩の各県)の西部に集中的に居住するほか、四川省東部にも多く分布している。これらの地区は、海抜400〜1500メートルの山岳丘陵地帯で、山間を河川が縦横に流れ、重要な交通運搬の用を果たしている。気侯は比較的温和で、降雨量も多く、水稲、トウモロコシ、イモ類、小麦などの農耕のほか、林業、牧畜、漁業なども営まれています。
   

                        土家族の民族衣装


 

●苗族(ミャオ族)

中国のミャオ族は主に貴州省、雲南省、四川省、湖南省、広西チワン族自治区などに分布しています。湖南省・張家家一帯のミャオ族は、主に鳳凰古城の辺りに居住しています。ミャオ族はで有名なのがその伝統衣装で、家族に女の子が生まれると直ぐにその女の子の銀の頭飾りのために貯蓄を始めます。一つの頭飾りは3、4キロにもなります。中国の多くある民族の中で最も衣装にお金をかける民族です。この衣装、頭飾りは苗族の居住地によりデザインが大きく変わります。

  ミャオ族の衣装、刺繍は芸術的、工芸的な価値も高く、その独特な文化は世界中から多くの注目を集めています。

                       ミャオ族
の民族衣装


 

● 白族(バイ族)   

白族は主に中国の雲南省に居住しています。張家界辺りの桑植県も分布されています。白族の祖先は新石器時代から石器を使い自ら農業、漁業、狩猟を行って生活しており、とても発達した文明を築き上げました。

  バイ族は花と虫を信仰し、自然の中のもの、例えば、風、雪、花、月などをとても大切にする民族です。女性の頭飾りにはその部分ごとに色々な意味があり、飾りの一番上の部分は雪を表しています。横に垂れる白のヒモは風のイメージです。独身の女性の付けるヒモは長く、既婚者は短めになっています。飾りの赤の部分は花のイメージになり、飾り全体の形は月を表しています。


 

 
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