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所在地:   
パターン:世界自然文化遺産
登録年:1987年
 
  山東省中部に位置し、周囲80キロ、面積426平方キロ、主峰の玉皇頂は泰安市の北にあり、標高は1545メートル。中国五大名山の第一にランク付けされ、古くは岱山と言い、「泰山」と呼ばれるようになったのは春秋時代以来のことである。
  秦代以前に72人の皇帝が泰山に登り、封禅の儀を行い、始皇帝も中国統一の功績を天帝に報告した。それ以来、歴代の皇帝が泰山に登るようになった。
  古代の建築物群が20カ所、石刻が2200カ所あり、主に紅門宮、万仙楼、闘母宮、経石峪、中天門、竜潭ダム、中天門、五大夫松、対松山、十八盤、南天門、碧霞祠、瞻魯台、日観峰、月観峰、後石塢、扇子崖、傲峰、長寿橘、竜潭飛瀑などの観光スポットがある。
泰山の麓にある岱廟は泰山の神である泰山府君(たいざんふくん)を祭る大きな寺で、歴代の皇帝は泰山に登る際には必ず岱廟で参拝した。
  岱廟の正殿、天?殿は1009年の創建で、何度も火災で焼失し、現在のものは1668年(清時代)に再建されたもの。間口49m、奥行き18m、高さ22mの大建築で、北京故宮の太和殿、曲阜孔廟の大成殿と並ぶ、中国三大木造建築の一つ。
  泰山の麓の紅門から頂上の南天門まで6293の石段があり、片道五時間前後。最も険しい登山コースは松山の麓から南天門に至る「摩天雲梯」で、俗に十八磐と称され、全長は1キロ余り、垂直の高さは400メートル、石段は1594段ある。石段は泰山の片麻岩でつくられている。
  今、中天門から南天門までもケーブルカーが運営されている。

 
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